「愛されキャラを目指して、笑顔は忘れないようにしています」

今回の渚役は、キリリとした役を演じることの多い滝沢さんには珍しいタイプの役ですね。

初めて台本を読んだときに、みんなそれぞれキャラクターが立ってるなって感じたので、その中で負けないようにしなきゃいけないなと思いました。今回のわたしのテーマが、愛されキャラを目指すってことなんです。今まで、ツンケンしてる感じの役が多かったから、それとは真逆のことをしてみたいなと思って、いつもウキウキしてて元気がいいっていうイメージにしています。愛されキャラになるために、毎回、笑顔は忘れないようにこころがけてますね。

渚は、小泉さん演じる渉をステキだと思っているようですが?

渚は田舎娘で、東京に行きたい願望がものすごく強いんです。たぶん、都倉をステキだと思うのも東京の人だからなんですよね。別に都倉に興味があるわけじゃなくて、都倉を誘惑できたら東京に行けるっていうだけ(笑)。たぶん、そういうテンションなんだと思います。だから、残念ながら、センター長もそれだけですね(笑)。実は、渉にもセンター長にも興味はないんだと思います。

今まで演じた中で、印象に残っているシーンを教えてください。

自分がお芝居してた中で印象に残ってるのは、第4話の松重さんとのシーンですね。夜に、雑木林で心霊写真を撮るっていうシーンなんですけど、あそこが夏なのに寒くて、風もすごく強かったんです。海沿いだったので、髪の毛も顔もペトペトして。しかも、途中で雨が降ってきちゃったりして、撮れるか撮れないかギリギリの状態だったので、すごく印象に残ってますね。でも、心霊写真も、うまい具合に撮れてましたし、楽しい撮影でした。

都倉渉役の小泉孝太郎さんとの共演の感想をお聞かせください。

わたしと孝太郎くんはドラマでの共演が多くて、ふだんも遊んだり飲みに行ったりする関係なんです。わたしにとっては、しっかり者のお兄さんっていう感じで、大好きな人ですね。今回もまた一緒になるんだねってメールしたら、支えになるからお互いにがんばろうねっていうメールをくれて、わたしもがんばらなきゃって思いましたね。

コールセンターの受注係ということですが、電話で演技するコツを教えてください。

大体、決まったことをしゃべるんですけど、最初はとまどいました。「買いたくなるなる花形テレビショッピング受注センター近藤が承ります」というセリフが、呪文のように頭の中をグルグル回ってました。それに、アドリブの部分もけっこう多くて、セリフの前後にも何かしゃべらなければならないときは自分で考えなきゃいけないんです。話し相手の声が聞こえているわけじゃないので、それを受けながら「はい」っていう相槌を打つようにしたり、言い方のパターンを自分なりに変えたりして工夫しています。今はけっこう慣れてきて、だんだんコールセンターの人になってきた気がしています。(了)