「ゆみえは、どんな言葉も気持ちよく伝えられる人」

第4話ではゆみえがフィーチャーされていましたね?

ゆみえさんの家族が出てきて、わたしたちクレーム対応係の中では私生活が出てくるのは一番最初ということになりますね。子供たちとも初めて会いましたが、みんなとてもいい子たちで、役の上でもとてもかわいく、しっかりした子を演じてました。旦那さんが亡くなってるっていう設定も、第4話のときに初めて知ったんですが、こうやってがんばって子育てしているお母さんがたくさんいるんだろうなって思うと、わたし自身もがんばらなきゃと思いました。

言い方はきつくても、イヤミのない性格ですね。

それはやっぱり、ゆみえさんが大海原の前で育ったからなんじゃないでしょうかね。勝浦の海を見るとそう思いますよ。あそこに住んでいたら、どんな言葉も気持ちよく伝えられる人間になるんじゃないかな。でも、それって難しいんですよね。わたし自身も、そうありたいと思います。言いたいことはきちんと言うんだけど、イヤミなく伝えたいことはちゃんと伝えられる。そんな大人になりたいですね。

コールセンターの同僚たちとの共演の感想はいかがですか?

小泉君は、いまどきなかなかいない好青年ですよね。わたしが20年前にデビューしたときとくらべて、今の時代、ああいう硬派な感じの役者さんってなかなかいないと思うんです。珍しいって言ったらおかしいけど、とっても新鮮で、わたしはすごく好感を持ってます。ミムラちゃんも、25歳だとは思えないくらいしっかりしてて、本当にびっくりしました。わたしは38歳でこれでいいのかよって恥ずかしくなるくらい(笑)。千夏(役の山崎さん)は19歳でわたしの半分以下だし、あらあら、どうしたことやらって感じですよ(笑)。若林さんもよく冗談を言ったりしますし、松重さんも子供っぽくてかわいらしいところもあって、みなさんがチャーミングなので、楽しいですね。

中島さんが考える、この番組のみどころを教えてください。

毎回毎回、電話の向こうには、いろんな家庭の事情があって、いろんなやり取りがあるんですよね。だから、たかが電話一本だけど、されど一本。電話の一本でこんなにつながりができる。人を救うこともあれば、こっちもがんばれるし、お互いさまなんですね。やっぱり人って、ひとりじゃなくて、つながってるんだなっていうことを感じてほしいですね。(了)